小学校の算数科で学ぶ測定は、長さ、かさ、重さ、時間、広さ(面積)、体積といった、さまざまな量を扱います。授業では、これらの量の概念と測定の意味を理解させることが特に重視されています。
 今回は、量の感覚を意味する「量感」を楽しくはぐくむ方法をご紹介します。

「量感の学習」ステップ

 量感の学習では、「直接比較」、「間接比較」、「任意単位による測定」、そして、「普遍単位による測定」という4つの段階を通して学びます。

① 直接比較:物を並べて「どっちが長い?」と直感で比べます。量の概念の第一歩です。
② 間接比較:ひもなどを仲立ちにして「直接は届かないもの同士」を比べることで、比較の幅が広がります。
③ 任意単位による測定:消しゴムや手のひらなど、身近な物を「単位」にして、「いくつ分?」とかぞえます。「測るとは数で表すこと」を理解します。
④ 普遍単位による測定:「㎝」、「m」、「g」、「㎏」など世界共通の単位とその使い方を学びます。これが、社会生活で役立つ測定力となります。
 
 これらの測定経験は、学校の授業だけでなく、ご家庭での日々の経験を通じて深めていくことが大切です。