「別れ」を乗り越えた先に…
愛するペットとの別れによって、人は時として深い悲しみと苦しみを体験しますが、何らかの困難を乗り越えたとき、必ず心の成長を手にすることができます。これを「Posttraumatic Growth(心的外傷後成長)」といいます。ペットロスの文脈でいうなら、「愛する動物と別れた後の心の成長」といえるでしょう。また、この成長を「別れたペットからの最後の贈り物」と表現することもあります。
悲しみがあまりにも強いと、「なんでペットなんか飼ったんだろう…」と思ってしまうこともあります。でも、やはり「あの子と過ごした時間は何物にも替えられない」、「あの子と出会えてよかった」と思える日がきっときます。
動物と暮らすということは、本当にすばらしいことなのですから。

▲花に囲まれて。20年間ありがとう
山川 伊津子(やまかわ いつこ)
- ヤマザキ動物看護専門職短期大学 動物トータルケア学科教授。
社会福祉士、精神保健福祉士。
動物を介在させた人の福祉とそれに伴う問題をVeterinary Social Workの視点から教育・研究し、小学校や高齢者施設で活動を実施している。


















