【教育講演⑥】限局性学習症の早期発見と発達予後
企画者:北 洋輔先生(慶應義塾大学)
■発見:SLDの早期発見
・SLD(限局性学習症)の一つのタイプとしてディスレクシア(読み書き障害)がある
・言語種によって有病率が変わる
・稲垣先生、小枝先生による診断ガイドラインが出てから、就学以降での診断が可能になった
・臨床症状と読み機能の評価
・行動観察による早期アセスメント(読字だけでなく、読字獲得段階での脳機能にも異常)
・読みの獲得に着目した行動観察
■継続:次の発達段階での困難
・発達予後を考える:予防的治療・先制治療の可能性
・SLDだからこそ追跡する難しさ(寛解群など見えないデータ)
・困難は持ち越されやすい
■予後:長期経過を見通す
・一人一人の発達を「通して」みるべき
・発達予後を検討するための基準づくり

















