保護者のみなさまもご存知のとおり、「かけ算」は算数の基礎の要です。かけ算は、同じ数を何度もたす作業(たし算の繰り返し)を短時間で正確に行うための基本ツールです。これが身につくと、より大きな数や複雑な問題に直面した際に、計算のスピードと精度が格段に向上します。
 ぜひ、親子で楽しんで、このハードルを乗り越えていきましょう!

九九は、論理的思考の基盤として大切

 かけ算の学習を通して、お子さんは「まとまりとして捉える」という概念を学びます。これは、具体的な事象を抽象化し、論理的に考える「数学的な思考力」の基礎を養います。そして、かけ算の概念と九九の習得は、分数の計算、面積・体積の公式、割合、そして将来の代数や物理、統計学といった分野を理解するための必須スキルです。これは、算数だけでなく、科学や経済など、論理的思考が求められるすべての学習の基盤となります。

 一方で、「かけ算九九」をしっかりと唱えることができるようにすることは、子どもにとって大きなハードルです。しかし、かけ算九九を楽しく覚える方法はたくさんあります! 反復練習に「ゲーム性」や「エンタメ性」を加えるのが成功の秘訣です。また、お子さんの興味や特性(耳から覚えるのが得意か、目から覚えるのが得意かなど)に合わせて、いくつかの方法を組み合わせて試してみることをおすすめします。