「療養介護」って、どんなサービス?

 今回ご紹介している「重度障害者等包括支援」で受けられるサービスのなかには、ほかとは少し違ったものもあります。それは「療養介護」です。

 このサービスはほかのサービスと異なり、居宅ではなく医療機関への入院中に身体介護などを行ってもらえるサービスになります。具体的には、以下のような福祉サービスの提供を受けることができます。

・機能訓練、療養上の管理、看護
・食事、入浴、排せつ、着替えなどの介助
・日常生活上の相談や支援


 また療養介護を利用される方に対しては、「医療型個別減免」という医療費、食費の減免の措置があります。これは、福祉部分自己負担相当額と医療費、食事療養費を合算して、上限額を設定するといったものです。

 サービスの利用料金については、基本的に自己負担は1割となります。所得に応じて1カ月あたりに支払う金額には上限額が定められており、上限額以上の利用があっても追加料金はかからず負担しなくてよいしくみになっています。

 「療養介護」を利用される際には、減免措置の件も含め、詳しくは、市区町村の福祉課・障がい福祉窓口に尋ねてみてください


【お役立ちリンク】
1)障害福祉サービスについて 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/naiyou.html

2)障害者の利用者負担 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/hutan1.html 


鷲頭 辛次(わしず しんじ)

公認心理師、社会福祉士(実習指導者)、精神保健福祉士、介護支援専門員(その他、資格多数取得)。大学卒業後、障がい者施設、高齢者施設、国立病院のソーシャルワーカーを歴任。複数の地域で、地域の連携ネットワーク強化に従事。併せて看護学校で教鞭をとる。その後、地元佐賀県の公立病院のソーシャルワーカー、高齢者施設の管理者を経て現職である佐賀県教育委員会に所属し、スクールソーシャルワーカーとして勤務。発達障がいの子どもがいる当事者。シングルファーザーとしての子育て経験あり。空手黒帯。

こちらの記事もおすすめ