日本語のことばの文字には「あ・い・う・え・お…」のほかに、「゛」(濁点)、「゜」(半濁点)、「ー」(長音)や、小さい文字である「っ」(促音<そくおん>)、「ゃ」「ゅ」「ょ」(拗音<ようおん>)などがあります。これらの文字が入ったことばは、とても多く、特に外来語がたくさん使われている日本では、それらを正しく表記する必要があります。今回は、これらのことばを表記する力を、クイズやゲームを通して楽しみながら身につけていきましょう!

どこに入るかな?
小学校の学習では、「ねこ」→「ねっこ」、「きく」→「キック」、「まと」→「マット」、「ひと」→「ヒット」などと、ことばを変身させて、「っ」(つまる音・促音)を指導します。今回はこの指導方法を応用して、クイズ形式にして親子で楽しんでみましょう! まずは促音からはじめます。

「♪ どこに、入るか、つまる音! 『がこう』 → がっこう」
「♪ どこに、入るか、つまる音! 『とらく』 → トラック」
というように、少しリズミカルに読んで問題を出してみましょう。ただし、促音は最初の文字の後になることがほとんどですので、促音を入れる問題は、なれてくると簡単かもしれませんね。
そこで、次は…
「♪ どこに、入るか、のばし棒! 『てぶる』 → テーブル」
「♪ どこに、入るか、のばし棒! 『すぽつ』 → スポーツ」
というように、「ー」(のばし棒・長音)を入れるなど、課題を変えて出題してみましょう。
「♪ どこに、入るか、つまる音! と のばし棒! 『ほとけき』 → ホットケーキ」
などのように、二つの課題を同時に入れるクイズ形式にすることもできますね。