まずは「四字熟語」と「四字の熟語」の違いを整理してみましょう。 一般的に「四字熟語」と呼ばれるものは、四つの漢字から成り立ち、その多くが特定の意味、教訓、故事を凝縮して表現しているものを指します。たとえば、「一石二鳥」、「油断大敵」、「完全無欠」などがそれにあたります。また、「東西南北」、「上下左右」、「春夏秋冬」などの複数の対立する概念(方向や位置)を並列的に組み合わせるような使われ方をしているものも、この仲間に入ります。

 一方、「四字の熟語」は、熟語と熟語や、熟語と漢字を組み合わせた複合語です。たとえば、「交通+渋滞」、「新聞+記事」のような熟語と熟語の組み合わせです。小学校の段階では、まず「四字の熟語」から学習します。ですので、今回はまず「四字の熟語」を学習する活動からご紹介します。

親子で楽しむ「四字の熟語探し」

 日常のなかに存在する「四字の熟語」を親子で見つけるゲームをしてみましょう。街のなか(看板、標識、店の名前など)や家のなか(家電、教科書、説明書など)などから探してみましょう。そして、それをお互いに紹介し合いましょう!

 複合語である「四字の熟語」を見つけることは、2つの熟語の意味を確かめることになります。そして、「四字の熟語」が「遠い知識」ではなく、「身近で実用的なことば」であるという意識が高まると思います。