型にはまらない個性を「褒めて伸ばす」

編集部:展示されている作品を拝見すると、どれも型にはまらない自由な表現で、色使いが本当に素晴らしいですね。子どもたちの創造性を尊重されていることが伝わってきます。

松田さん:ありがとうございます。大切にしているのは、子どもにしか出せない感覚を尊重し、伸ばすことです。大人になると、「空は青」「影は黒」といった既成概念に囚われがちですが、子どもたちが好きな色、感覚で描いた表現こそが、その子のユニークな部分です。スタッフはそれを「変ではないよ、それはすごく良いところだよ」と肯定し、制作を促していきます。この個々の違いを大切にする姿勢が、子どもたちの唯一無二の表現力へとつながっていくと考えています。


武蔵小山アトリエマネージャーの松田航平さん


迫力ある巨大な恐竜


生徒さんの好きが詰まったアートワーク