事例2:「保護者同伴で子どもが相談する場合」
事例1の当事者である児童は、医師から薬物療法を勧められた際に、「なぜ具合が悪くないのに薬を飲まなければいけないのか?」と疑問をもち、「自分はそんなにダメなのか?」と落ち込みさえしました。それを見た保護者は対応に困り、SCにどうしたらよいか相談しました。するとSCは本児と面談することを提案しました。
保護者とともにやってきた児童にSCは、左手にカップ、右手にポットを持ちながら、次のたとえ話をしました。
「左手のカップが揺れているとポットでお茶を注ぎにくい」
「薬は左手の揺れを抑えるためのもの」
「揺れがおさまったら、ポットから必要な知識というお茶を楽に注げる。お茶を注ぐのは君の力でできること」
児童は納得したのか、以後医師の指示通りに服薬をするようになりました。













