日本語にはたくさんの副詞があります。副詞は主に、動詞や形容詞、ほかの副詞などを修飾し、動作や状態の様子、程度、時、場所などを詳しく説明する品詞です。意味を補足する役割を担います。
 たとえば、「速く走る (動詞「走る」を修飾)」、「とても美しい (形容詞「美しい」を修飾)」、
「もっとゆっくり (副詞「ゆっくり」を修飾)」などです。

 そして、それらの副詞のなかには、「うっとり」、「ゆっくり」、「たっぷり」など、最後に「り」がつくものや、「きっと」、「さっと」、「やっと」のように最後が「と」になるものがたくさんあります。今回は、これらのことばを使って楽しく学んでいきましょう!

「○○○り」、「○○と」見つけ!

 「うっとり」、「ゆっくり」…などの副詞と、「きっと」、「やっと」…などの副詞をたくさん覚えて、ことばで豊かな表現ができるようになることは、とても大切なことです。

 そこで、お子さんと歩いているときや、ドライブ中の時間などを利用して、「最後が『り』になることばを見つけ!」などといって楽しみながら探してみましょう! お子さんが本来の目的と違って、「ゆり」とか「まり」などと答えることもあるかもしれませんが、ここは容認しながら、親御さんが、「うっとり」などといえば、お子さんも自然と副詞のことばを見つけてくることでしょう。