かけ算の「九九を覚える」という活動は、学校教育のなかで確実に行われますが、1けたの数と1けたの数のたし算やひき算では、「覚える」という活動があまりありません。しかし、算数において1けたの数同士のたし算とひき算の答えがスムーズに出せるかどうかは、ひらがなを覚えているのと同様に、学習において重要な基礎力であることは間違いありません。
今回は、1けたと1けたの数のたし算、特に答えが10をこえる組み合わせを楽しみながら学ぶ方法をご紹介します!
「ピラミッドトランプ」で13の組み合わせに強くなる!
ゲームを楽しみながら、たして13になる数の組み合わせについて覚えていけたら最高ですね。まず図1のように、トランプを裏にしてピラミッド型に並べていき、6段目は数字が見えるようにします。残ったカードは、手持ちのカードとして、かたわらに積んで置いておきます。これでゲーム開始です!

▲図1
●ゲームの方法
① まず、6段目のカードの数をみて、たして13になる組み合わせか、「K(キング)」を見つけたら、そのカードを取ることができます。図1の場合なら、以下の3通りのカードを取ることができます。
・「K」1枚
・「9」と「4」の2枚
・「6」と「7」の2枚
② 6段目のカードを取ることができなくなったら、6段目のカードが重なっていない5段目のカード(図2の場合、○で示したカード)をめくることができます。

▲図2
③ 図3のように13になる組み合わせがなくなったら、かたわらに置いておいた手持ちのカードから1枚ずつめくっていきます。

▲図3
④ 手持ちのカードと並べてあるカードから、組み合わせて13ができたらカードを取っていくことを繰り返し、並べてあるカードをだんだんと崩していきます。
⑤ 最後は、手持ちのカードがなくなったら、ゲーム終了です。
この遊びは、13になる数の組み合わせを自然と覚えることができます。一人遊びもできますし、トランプが二組あれば、親子でどちらがたくさん減らすことができるかを競争して楽しむこともできます。また、13の組み合わせではなく、14の組み合わせにルールを変えて楽しむことも可能です。
私は、子どもたちに「たくさん減ったら、今日はいい日だね。今日の運勢を確かめよう!」などと言って、ゲームをやらせることもあります。












